2011年11月29日火曜日

2011年最後のZuni訪問(3)




日曜日は、風邪のため、Shecheさん宅に落ち着いていました。31日月曜日はハロウィーンです。Black RockのArdenさん宅でDinnerにお呼ばれです。子どもたちがTrick or treatに来たり、出かけたりを見ていると、Dinnerの用意ができ、バーベキューです。つい食べ過ぎるのが難点です。
 火曜日の夕方、約束のRickyさん訪問。写真はその収穫です。アワビ貝のサケは、彼自身3作目ということでレアものです。一番喜んでくれるJomさんにお嫁入りをしました。黄色蛇紋岩の蛙は、背中にお玉杓子を背負っています。Angeliteの蛙は、底にGreat Horned Owlが彫られています。天才Rickyの本領発揮です。
 記憶がはっきりしないのですが、1日(火)にGallupの久美さんがバイヤーをしているお店を訪ねました。お店は、Wels Fargo Bankの向かいで、古いTrading Companyを久美さんが勤めている東京の会社が居ぬきで購入したもので、主にNavajoの宝石や皮細工を取り扱っています。そこで、中古で購入したAQのHallmarkもある腕輪の写真を見せられました。明らかにAlice QuamさんのHallmarkでした。そこで、AliceさんもNugget workを作ったことがあるかどうか調べてあげる約束をして、ズニに戻り、Lorraineさんを訪ねました。Lorraineさんによると、Aliceさんは、Cluster workだけでなく、Nugget workも制作したことがるとのことでした。

2011年最後のズニ訪問(2)



29日(土)お昼すぎ、今回のズニ訪問の主目的であるField調査のため、Bessieさんを訪問。持参した古いズニの宝石をお見せして、作者を教えてもらいました。その折Bessieさんのお父さんのGleasy Boyの男性用宝石の3点セットをお見せすると、居合わせた妹さんに身に着けさせ、写真を撮るように、依頼されました。また、下の弟さんであるBryceさんの家に電話をかけ、甥御さんにおじいさんの宝石があるから来るように、また、Bryceさんの絵を持ってくるようにと言っていました。甥御さんは、二人の御嬢さんを連れてこられましたが、その宝石を身に着けて何枚か写真を撮ると、持参した絵を購入するよう依頼されました。Open SleevesというKachinaの絵でしたので、やや大きすぎて、持ち帰るのに苦労するのは自明でしたが、購入することに決めました。周りにズニの様々な伝統模様が額縁のように描かれているのがその絵です。
 翌日、Bessieさんをもう一度訪ねると、もう一つの絵を見せてくれました。お父さんのFrankさんのApache Kachinaの絵で、厚手のボール紙に挟まれていたので色は鮮やかに残っていました。もう少して捨ててしまうところだったと言ってわけてくれました。また、Leekyaさんの首飾り用に作った鳥のFetishも皮袋に入れて、プラスチックの袋にコーン・ミールを入れて一緒にお守りとして持っているように、と分けてくれました。  以前、Alonzo Hustitoさんのものとして手に入れた銀の部分が全体鋳物でできていて、石の部分はDan Simplicioさんのような枝サンゴとトルコ石のナゲットワーク、スタンプを押した銀の葉で構成されたバックルは、Horace Iuleさんのものではないかという可能性が濃厚になったので、家を尋ね尋ね、娘さんのLepe Iule Leekityさんを訪問しました。訪ねた事情を話すと、Lupeさんは喜んでバックルを見てくれ、お父さんのものであると確認してくれました。ループの部分が銀の線を折り曲げて溶接したもので、工場製のものでないこと、見た記憶がないことから1950年前後の物と鑑定して頂きました。また、持参していた2種類の十字架もお見せしました。お父さんのもので、デザインは同じでいくつかのサイズで制作していたとのことでした。

2011年最後のズニ訪問(1)


10月28日(金)早朝6時前の電車で娘の家を出て空港へ。7時45分のアトランタ経由でアルバカーキに降り立ちました。大きなバックパックを受け取ると、シャトルで空港のレンタカー会社へ。レンタカーを借りると、25号線を少し北上して、すぐに40号線を西へ。数日前から風邪気味だったので、GrantsのWalmartで少し買い物をして、GrantsからShort cutをして、直接ズニへ向かいました。日本を離れるときは、Gallupにいる久美さんにお会いしてからZuniに入る予定でしたが、急きょ変更しました。
 ズニへ入ると、まず、Rickyさんの仕事場へ、いらっしゃらなかったので、奥さんの家に向かいました。Zuniは、母系制・妻方居住制の社会ですから、男性の結婚前の家と、結婚後の家は全く違うのです。彼の仕事場は、お母さんお家にあり、住居は奥さんの家にあります。奥さんの家に丁度Rickyさんはいて、日本からお土産に持ってきた及川明恵さんの蛙の石絵を差し上げました。添付の写真が明恵さんの作品写真です。上の二匹は娘の所に、記憶が正しければ、向かって左下が、Rickyさんが包装したままで選んだものです。この写真のコピーに、明恵さんのためのRickyさんのAutographを戴いて、何か火曜日夜までに作っていただくことを約束して、Milford Nahohaiさんの所に回りました。
 Milfordさんの所でも明恵さんの残りの蛙を差し上げました。彼は、、カエル・クランに関連しており、カエルの収集家ですから、良い蛙があるとまず彼にと思う方です。挨拶をして、タイのプーケットのJomさんが、Lloyd Tsalabuteさんの赤アワビ貝で作ったサケが大好きなことを話し、Jomさんのイラストをお見せすると、Lloydさんの家を教えてくれました。
 そこで、急きょLloydさんの家を訪問し、Jomさんのイラストを見せ、サインと電話番号をそのコピーに頂きました。彼の家の玄関の隣の部屋に作業場があり、そこには作りかけのサケのFetishが10匹ほどいました。彼は、精巧なインレイで有名な方ですが、数年前からサケのFetishを作り始めました。彼の周りには、Fetishの作者が何人もいて、自分だけ作らないのもなんだからと、作り始めたそうです。南方の赤アワビは貝殻の身が薄く、北方のは、身が厚いと説明してくれました。
 その日の最期は、ズニの定宿Shecheさん宅です。荷物を降ろし、前から頼まれていた和服を2点Lorandinaさんへ、Thelmaさんには、色々な貝をお土産にあげ、貸して頂いた部屋に落ち着きました。

2011年7月21日木曜日

2011年3度目のズニ訪問(4)


8日(金)曜日は、The Soseah Dancersのダンスと、私の講演の日です。午前中から、職員の方が3人で、果物、ポップコーン、飲み物の準備をしていました。4時過ぎにダンスが始まりました。このダンスはKachina Danceではなく、Social Danceで、Tomさんは、しきりに写真を撮っていました。小さい少年や美少女がとてもかわいかった。
踊りが終わると私の講演で、二度目なので、落ち着いてできました。
9日(土)は、また、パートの方と二人だけの会場でした。本は少ししか売れず、心配になりました。終了後、Nahohaiさん宅で、Josh君の誕生会に招待されていたので、私も一品を作ることになり、親子丼を作りました。RandyさんのBBQがおいしかった。
10日(日)は最終日です。2時にはLAから、Fetish仲間のJohnsonご夫妻、Whiteご夫妻が見え、4冊購入して頂きました。また、終了間際に久美さんと千恵さんが見え、2冊購入してもらいました。4時を過ぎ、コレクションを片付けていると、Bowman Paywaさんの娘さんとお孫さんが見え、2冊購入して頂きました。結局、用意した25冊中21冊が売れ、残る4冊中2冊にサインをして全日程を終えました。
 帰るとすぐ、LAのFetish仲間をThe Inn at the Halonaに訪ね、一緒に、一緒に予約していた、Sarah Leekyaさん、Bessie Vacitさん、Juana Homerさんを紹介しました。それぞれ、Fetishを購入したようですが、私は立ち合いませんでした。その後、丁度行われていた、Chakwaina Danceを、Shecheさんの家の席で見学しました。見終わってから、Philander Giaさんに立ち寄り、Shecheさんの家を訪ねました。Thelmaさん、Lorandinaさんと交流し、写真を撮り、それから、お願いしていたズニの伝統料理をいただきました。スパイスの効いたタマーレがとてもおいしかった。その後、Nahohai家を訪ね、Zuniの陶器についての講義を聴きました。Milfordさん手作りのケーキをいただき、一同感激していました。
 11日(月)は、ズニ最後の日です。午前中、Fetish仲間をQuandelacy家に案内しました。昼、Elvira Leekityさん、Lorraine Waatsaさんを訪ね、1時にズニを発って、Albuquerqueのホテルに落ち着きました。
写真は、Marcus Peyketewaさん作のLittle Fire Godです。

2011年3度目のズニ訪問(3)


7月5日(火)から、サイン会と展示会を再開しました。しかし、出版社から本が届かず、火曜日は開店休業状態でした。昼1時には、前から約束していたAshiwi Awan博物館に、館長のJim Enoteさんを訪ねました。少し待っていると、Jimさんが奥さんの千恵さんと現れ、1時間ほど話をして、木曜日7時に夕食に招待いただいて、Visitor Centerに戻りました。
 6日(水)には、ようやく本は届きましたが、本の売れ行きはいま一つでした。一般の観光客はそれほど関心を示しません。
 7日(木)には、Senior Centerのお年寄り12人が見え、私の本の内容についての講演を、Power Pointを用いて行い、質疑の後、コレクションの展示を見ていただきました。一人の方には、二度も感謝の言葉をいただきましたが、もう一人の方には、本の売り上げはズニの政府にも入るのか、ズニの政府はお金がないので、少しでも収入が欲しい、との意見をいただきました。
 夕方、Jimさんの家を訪ねると、Octavius Seowtewaさんがいらしていました。お父さんのAlexさんや、弟のKenさんにはお会いしたことがありましたが、Octaviusさんには初対面でした。威厳に満ちた素敵な方でした。また、Gallupに駐在している千葉市出身の久美さんも招待されていて、おいしいBBQをいただき、楽しいひと時を過ごしました。特に、鱒のグリルを醤油でいただいたのは、とてもおいしかった。感謝です。
 写真は、Lorandina Shecheさんの小さい巻貝の鷲です。かのじょのまきがいのFetishは、他の人の物とは、翼のつけ方が違っているように思います。前回の熊やCougerも、同じ作り方で、少しの違いで、作り分けています。

2011年3度目のズニ訪問(2)


7月1日が、私の本のサイン会、コレクションの展示会の初日でした。この日は、本来はZuni Nationの祝日で休みだったので、詰めたのは、DirectorのTom Kannedyさんと私だけでした。実は前日想定していた展示方法がうまくいかず、Tomと二人で針と糸を持ち、背景の幕にボロを縫い付けました。
 最初に現れたのは、平面と立体のPainterであるMarcus Peyketewaさんでした。早速本を1冊購入して頂き、サインをしました。4月の記事の写真にあるように、私は彼の作品を2点持っていましたから、お返しに1点何かをという注文をしました。この日、私の本は4冊売れましたが、実は、Visitor Centerが注文していた本は到着せず、私が日本から用心のために持参した本4冊を売り切ってしまったことになります。到着するまでは、売る本のない状態に追い込まれたのです。この日は、2度目のRain Danceである、Mix Danceの日で、いろいろなKachinaのダンスを見ることができました。中でもLong Hair Kachina、Greasy Boysには感激しました。
 2日と3日は、土日で、パートの方と二人だけでしたが、あまり忙しくない週末でした。3日(日)終了後、娘と妻を送って、Albuquerqueに向かい、1泊しました。
 妻は早朝発ってテネシーの友人のところ向かいましたが、娘は、夜の飛行機でしたので、娘の希望でTaosのMillicent Rogers Museumへ向かいました。初めての博物館でしたが、本で見ていたコレクションをすべて見ることができ、感激でした。鑑賞が終わって、Museum Shopで、私の本をお見せしたところ、お店所蔵のZuniのAntique JewelryのAttributionの相談に乗りました。そのうち、ケースの中に入っていた、Frank VacitさんのGreasy Boysの3点セットを是非持つべきだと言われ、所有者と値引きの交渉をしてくれるということになりました。このセットの一部であるバックルは、1976年のArizona Highways MagazineのHall of Fame collectionsに入っているものでした。帰りには、久しぶりにCochiti Puebloにより、Wilson Romeroを訪問しました。Wilsonさんは、弟のSalvadorさんとともに、Cochitiで二人だけのFetish Carverです。数年前にGovernorを務め、現在は宗教行事を司る役割についているとのことでした。本を差し上げ、昔Wilsonさんが制作した、Overlayの鷲のボロをいただいてお別れしました。4時には娘を空港に送り届け、暗くならないうちにとズニに向かいました。53号線では、Ice CaveとInscription Rockの間にある、Tomの奥さんが経営しているBB、Cimaron Roseに立ち寄り、奥さんと少しの間話をして、ズニに向かいました。暗くなる前に帰るのは、Elkが沢山いて、危ないからです。
 この絵は、Marcus Peyketewaさんの二次元絵画で、Wide Sleeves Kachinaだと思われます。

2011年3度目のズニ訪問(1)


6月29日、成田を発って、Salt Lake City経由でAlbuquerque空港に3時過ぎに到着しました。空港には、Chestnutさんが迎えに来ていて、初対面の挨拶をしました。メールでは何度かお話していたのです。また、手荷物の受け取り所で娘と落ち合い、Chestnutさんとしばらくお話をして、レンタカーの基地まで移動しました。レンタカーを借り、I-25からI-40を西に向かい、いつものようにGrantsで53号を西に、6時半過ぎには、ズニのShecheさんに着きました。短く挨拶を交わして、娘と妻をThe Inn at The HalonaというBBに送りました。このBBは、Halona PlazaというGrosaryの裏手にあって、Zuni唯一の宿泊施設です。少し狭いですが、居心地の良い、おいしい朝食の付いた施設です。
 翌日、本になった私のコレクションの一部を、会場のVisitor Centerに届け、展示の準備をお願いして、家族3人でGallupの街へ出かけました。まずは、息子に頼まれた郵便物を出すために郵便局へ、次いで、銀行でお金を降ろし、今日の酢豚の材料を買いにSuper Walmartへ。酢豚は、Thelmaさんの好物で、食の進まないThelmaさんに沢山食べてもらうために予定していたものです。ズニへ戻ると、私は、展示会場へ向かい、家内と娘は、Dinnerの準備をしました。
 これは、今回の最大の収穫の一つOld Man Leekyaさんのトルコ石の牡牛の指輪です。このトロッとした質感は、何とも言えません。