2011年11月29日火曜日

2011年最後のズニ訪問(5)



2日(水)の夜、午後にThelmaさんが身に着けていたトルコ石の蝶のPinを思い出し、もう一度見せていただいて、写真に撮らせていただきました。Thelmaさんの近い親戚の方の作品で、作者からプレゼントされたものだそうです。今まで見たことのない作品で、作者の名前も未紹介です。私の4冊目の本で紹介する予定ですので、それまで秘密です。素晴らしいOld styleのChannel inlayの蝶ではないでしょうか。
 その話をしていると、Lorandinaさんが、トンボのピンを2つ出してきて見せてくれました。これは、作者が、亡くなる少し前に、Lorandinaさんの娘さんの二人の娘さんにプレゼントしてくれたものだそうです。(日本に帰ってきて数日後、同じトンボのPinをEbayで入手できました。縁を感じさせる出来事でした。)
 3日は、ズニ最後の日です。朝、Philanderさんから以前注文していたHututu KachinaのBow Guardを受け取り、また、Elvira Kiyiteさんから蝶の腕輪、指輪、首飾りを受け取り、Lorraineさん宅に立ち寄って、Gallupの久美さんのお店に寄りました。そこでは、Indian Tradersの編集長になった友人に会う約束だったのですが、Elviraさん宅で出来上がりを待っていて1時間ほど遅れたので、彼は帰った後でした。しかし、彼の奥さんは、久美さんのお店に宝石を卸す作家でしたので、久美さんが連絡を取ってくれ、無事会うことができました。
 2時過ぎに、一路Santa FeのKeshiへ。Keshiは、Fetish専門店として20数年前に出発し、現在では、Fetishに加えて、ズニのアート全般を扱う信用のおける専門店です。そこで、FBを通じて連絡を取っていたHollyさん、店主のブラウニーさんとお話をし、そうこうしていると、Cochitiの作家である、Salvadol Romeroさんが現れました。10年以上の久方ぶりの再会でした。お互い様でしたが、年月の長さを感じさせる再会でした。
 1時間ほどで、別れを告げ、Albuquerqueのホテルへ。Check inを済ませると、レンタカーを返却に。返すと、HotelのVanを呼んでもらって帰りました。
 翌日早朝、LAへ。LAの空港でDianeさんとDonさんに会い、とても楽しかったLA滞在の4日間の開始ですが、そのことは、機会を改めて、ということにします。

2011年最後のズニ訪問(4)



2日(火)お願いしておいたKeffe君の熊と、LorandinaさんのFetishが出来上がりました。写真は、Keffe君の貝の熊と、Lorandinaさんのトルコ石のOld styleのMoleです。Keffe君の熊は、よくぞ、この壊れた貝殻に熊を見たと言える作品で、どうしても手元に置きたくなったものです。才能を感じさせます。彼は、Lorandinaさんの末の息子さんで、私のHost childでもあります。素晴らしい踊り手ですが、Fetish Carvingにも才能を感じさせますので、これからの精進を期待しています。

2011年最後のZuni訪問(3)




日曜日は、風邪のため、Shecheさん宅に落ち着いていました。31日月曜日はハロウィーンです。Black RockのArdenさん宅でDinnerにお呼ばれです。子どもたちがTrick or treatに来たり、出かけたりを見ていると、Dinnerの用意ができ、バーベキューです。つい食べ過ぎるのが難点です。
 火曜日の夕方、約束のRickyさん訪問。写真はその収穫です。アワビ貝のサケは、彼自身3作目ということでレアものです。一番喜んでくれるJomさんにお嫁入りをしました。黄色蛇紋岩の蛙は、背中にお玉杓子を背負っています。Angeliteの蛙は、底にGreat Horned Owlが彫られています。天才Rickyの本領発揮です。
 記憶がはっきりしないのですが、1日(火)にGallupの久美さんがバイヤーをしているお店を訪ねました。お店は、Wels Fargo Bankの向かいで、古いTrading Companyを久美さんが勤めている東京の会社が居ぬきで購入したもので、主にNavajoの宝石や皮細工を取り扱っています。そこで、中古で購入したAQのHallmarkもある腕輪の写真を見せられました。明らかにAlice QuamさんのHallmarkでした。そこで、AliceさんもNugget workを作ったことがあるかどうか調べてあげる約束をして、ズニに戻り、Lorraineさんを訪ねました。Lorraineさんによると、Aliceさんは、Cluster workだけでなく、Nugget workも制作したことがるとのことでした。

2011年最後のズニ訪問(2)



29日(土)お昼すぎ、今回のズニ訪問の主目的であるField調査のため、Bessieさんを訪問。持参した古いズニの宝石をお見せして、作者を教えてもらいました。その折Bessieさんのお父さんのGleasy Boyの男性用宝石の3点セットをお見せすると、居合わせた妹さんに身に着けさせ、写真を撮るように、依頼されました。また、下の弟さんであるBryceさんの家に電話をかけ、甥御さんにおじいさんの宝石があるから来るように、また、Bryceさんの絵を持ってくるようにと言っていました。甥御さんは、二人の御嬢さんを連れてこられましたが、その宝石を身に着けて何枚か写真を撮ると、持参した絵を購入するよう依頼されました。Open SleevesというKachinaの絵でしたので、やや大きすぎて、持ち帰るのに苦労するのは自明でしたが、購入することに決めました。周りにズニの様々な伝統模様が額縁のように描かれているのがその絵です。
 翌日、Bessieさんをもう一度訪ねると、もう一つの絵を見せてくれました。お父さんのFrankさんのApache Kachinaの絵で、厚手のボール紙に挟まれていたので色は鮮やかに残っていました。もう少して捨ててしまうところだったと言ってわけてくれました。また、Leekyaさんの首飾り用に作った鳥のFetishも皮袋に入れて、プラスチックの袋にコーン・ミールを入れて一緒にお守りとして持っているように、と分けてくれました。  以前、Alonzo Hustitoさんのものとして手に入れた銀の部分が全体鋳物でできていて、石の部分はDan Simplicioさんのような枝サンゴとトルコ石のナゲットワーク、スタンプを押した銀の葉で構成されたバックルは、Horace Iuleさんのものではないかという可能性が濃厚になったので、家を尋ね尋ね、娘さんのLepe Iule Leekityさんを訪問しました。訪ねた事情を話すと、Lupeさんは喜んでバックルを見てくれ、お父さんのものであると確認してくれました。ループの部分が銀の線を折り曲げて溶接したもので、工場製のものでないこと、見た記憶がないことから1950年前後の物と鑑定して頂きました。また、持参していた2種類の十字架もお見せしました。お父さんのもので、デザインは同じでいくつかのサイズで制作していたとのことでした。

2011年最後のズニ訪問(1)


10月28日(金)早朝6時前の電車で娘の家を出て空港へ。7時45分のアトランタ経由でアルバカーキに降り立ちました。大きなバックパックを受け取ると、シャトルで空港のレンタカー会社へ。レンタカーを借りると、25号線を少し北上して、すぐに40号線を西へ。数日前から風邪気味だったので、GrantsのWalmartで少し買い物をして、GrantsからShort cutをして、直接ズニへ向かいました。日本を離れるときは、Gallupにいる久美さんにお会いしてからZuniに入る予定でしたが、急きょ変更しました。
 ズニへ入ると、まず、Rickyさんの仕事場へ、いらっしゃらなかったので、奥さんの家に向かいました。Zuniは、母系制・妻方居住制の社会ですから、男性の結婚前の家と、結婚後の家は全く違うのです。彼の仕事場は、お母さんお家にあり、住居は奥さんの家にあります。奥さんの家に丁度Rickyさんはいて、日本からお土産に持ってきた及川明恵さんの蛙の石絵を差し上げました。添付の写真が明恵さんの作品写真です。上の二匹は娘の所に、記憶が正しければ、向かって左下が、Rickyさんが包装したままで選んだものです。この写真のコピーに、明恵さんのためのRickyさんのAutographを戴いて、何か火曜日夜までに作っていただくことを約束して、Milford Nahohaiさんの所に回りました。
 Milfordさんの所でも明恵さんの残りの蛙を差し上げました。彼は、、カエル・クランに関連しており、カエルの収集家ですから、良い蛙があるとまず彼にと思う方です。挨拶をして、タイのプーケットのJomさんが、Lloyd Tsalabuteさんの赤アワビ貝で作ったサケが大好きなことを話し、Jomさんのイラストをお見せすると、Lloydさんの家を教えてくれました。
 そこで、急きょLloydさんの家を訪問し、Jomさんのイラストを見せ、サインと電話番号をそのコピーに頂きました。彼の家の玄関の隣の部屋に作業場があり、そこには作りかけのサケのFetishが10匹ほどいました。彼は、精巧なインレイで有名な方ですが、数年前からサケのFetishを作り始めました。彼の周りには、Fetishの作者が何人もいて、自分だけ作らないのもなんだからと、作り始めたそうです。南方の赤アワビは貝殻の身が薄く、北方のは、身が厚いと説明してくれました。
 その日の最期は、ズニの定宿Shecheさん宅です。荷物を降ろし、前から頼まれていた和服を2点Lorandinaさんへ、Thelmaさんには、色々な貝をお土産にあげ、貸して頂いた部屋に落ち着きました。